20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
生産者:リンダー
地 域:バーデン/ドイツ
品 種:ミュラートゥルガウ75%、ゲヴュルツトラミネール25%
タイプ:オレンジ(白醸し)
ALC:12%
インポーターコメント:
樹齢15〜35年、標高200m、38hl/ha。全房足踏みマセ3~6週間(一切果房を沈めない)、ステンレス発酵12ヶ月熟成、2023年9月に瓶詰め、SO2無添加。
濁りのあるオレンジゴールド。マーマレード、洋梨、金柑などの華やかな香り。オレンジや夏ミカンなどの柑橘系の果実感、皮をかじったような程よい苦味。後半にはしっかりとしたタンニンと旨味。酸もしっかり。軽やかなスタイルながら飲み応えがあり、充実した印象。
生産者について:
ドイツ、バーデン、カイザーシュトゥール。もともと火山だったこの地域は、一面ブドウ畑が広がっている。標高は190~240m。当主ロナウドさんは、電気技師や列車運転手、メディア関係の仕事などを経て、2011年に実家の農園に戻り、ワイン造りを始めた。今では、小麦を造り、野菜を造り、果実を造り、20頭の羊を飼い、総合的な農園へと変貌している。
2013年にはデメテールの認証を取得。農法は常に試行錯誤、ビオデナミの薬草、カモミール、イラクサ、バレリアン等を駆使し、通年を通じて植物検疫的処置を施していく。土壌は火山性土壌と肥沃なレス土壌。時にブドウの樹勢が強すぎるエリアでは、一緒にカボチャや野菜を植え、余分なエネルギーを吸い取らせ、その野菜は消費する。畑は健康そのもので、草はなぎ倒すだけで地表を保湿し、のちに羊に食べさせる。新梢は切らず、自然にできる果実を大切にしている。2019年からは防疫の銅と硫黄も撒かなくなった。しかしその代償として2021年は90%をペロノスポラ(ベト病)でやられてしまった。しかしそれでも、それ以上にブドウが強くなれば良いとの考えのもと、今後も銅と硫黄の防疫はするつもりはないようだ。2022年の収穫時期に一部ペロノスポラのついた葉っぱを見かけたが、広がってはおらず、収穫は上々そうであった。セラーで小さなタンクを指さし、2021年のすべてのブドウでこれしかできなかったよと、苦笑しながら話してくれた。
醸造に関しても驚くことがある。マセラシオンは2週間から6週間、しかし彼のワインにそれほどの長さは感じない。理由は櫂入れをしないこと。かき混ぜないことで余計な抽出をしない、酸化を促さない。そして上層の浮き上がった皮の部分はなんと捨ててしまい、中の良い部分だけをワインとする。まさに中取りである。皮の引き上げ時期は、香りを嗅いで判断する、彼にとってマセラシオンの日数はあまり意味がないとのこと。
彼の妥協をしない、真っすぐなワイン造りは品質に表れている。心を魅了するワインである。
"mit Herz und Hand, mit Liebe und Verstand, zum Wohle und zur Freude gereicht" 心と手で、愛と理解をもって、善と喜びの為に。
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