20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
生産者:レ・シャン・ジュモー
地 域:ロワール/フランス
品 種:ムロン・ド・ブルゴーニュ
タイプ:白
ALC:12%
インポーターコメント:
樹齢60年、グラニット土壌、9月10日収穫、25hl/ha。全房で垂直式プレスでダイレクトプレス、ファイバーグラス槽発酵2年、SO2は10mg/L添加、澱引き4回、2025年5月に瓶詰め。とても暑かった2022年、発酵が止まり、残糖が残った年。
仄かに白く薄濁りのライトイエロー。ハーブ、レモンやライムの果汁、柑橘のシロップ。爽やかでフルーティーな味わい。ミネラルと柔らかい酸がバランスよく、スッキリとしたフレンドリーな白ワイン。スタートはしっかり冷やしたほうがベター。
生産者について:
ブルターニュ出身のマチュー・ロトリエ氏は若い頃はハンディキャップ者の介護補助、短編映画の作成など様々な職を経たのち、ある時ワイン造りの研修を受け、ワイン造りはアートに似ている、これぞ自分の求めていた仕事だと思い、2005年にワイン学校、2008年からマルク・ペノーのところで4年間研鑽を積んだ。2012年にロワールのこのモントルレ村に移り住み、ワイン造りを志す。ゼロからの出発、住む家もカーヴもトラクターもすべて探さなければならなかった。このモントルレ村は昔はシュナンの大きな産地であったが現在は5haを残すのみ。マチューは古い樹の畑を借りることができ、古い時代の復活に想いを馳せ、この地でワインを造り始めた。海辺育ちの彼は水辺に大きな魅力(エネルギー)を感じ、昔はロワール川の交易で栄えていたこのモントルレ村を選んだ。このエリアはロワール河の最西のシュナンとなり、満潮時にはSt-Florent le vielまで入り込むため、西からの海風の影響を受ける西端となる。彼岸の最満潮時や冬の嵐の際には、風がもたらす大西洋の塩分やヨード、波しぶきがぶどうの熟成に複雑さをもたらしてくれる。蔵名の由来は、彼の借りた古いシュナンの畑名がレ・シャン・ジュモー(Les Champs Jumeaux)で、それを彼の好きな音楽(Chant)に変えてゆくという想いを込めて。オーガニックを目指したのは、オリビエ・クザンのところで飲んだワインが酔いが穏やかで、心地よかったので、それに惹かれたところから。
伝統的な銅、硫黄に加えて、ドメーヌの周りで取れるイラクサ、ヒレハリソウ、トクサ、シダ、柳の煎じ薬を使用する。ビオデナミには縛られたくない、自分の感覚でやっている。醸造は手摘み、基本天然酵母、補糖なし、無濾過、亜硫酸はどうしても必要な時使用。プレスには時間をかけ8時間から12時間、時には36時間かける。ワイン造りは悩んでばかりでストレスばかりだけど、好きなところはプレスの時、しずくを味わうこと。マルク・ペノー仕込みのプレスは、ムロンの繊細さを損なわないように、夜中に20分ごとにスイッチを入れ、ゆっくり丁寧に搾る。収穫時期は3時間しか寝れないよとマチュー。
自分の求める味のワインがいつもできるとは限らないけど、ワインに寄り添うことができれば最高。ミネラルや酸は好き、キレがあってアタックがあって、すとんと切れずに少し広がって落ちるのが好き。ラベルの写真は高校の同級生が撮ってくれたもの。
2023年、念願のカンティーナとそれに属する畑を10ha購入。現在はネゴス(ビオとビオデナミの2件の生産者から、栽培から一緒に参加している)を中心に展開。自社畑も植樹を始める予定。モントルレの18世紀の地図に載っているワイン畑を復活させたい、と意気込む。新しいカンティーナには新しいより大きいファイバータンクが数基増え、プレス機も購入、収穫の人数も10人から20人になった。
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